いつかそう思う時が来る

はじまりの、始まりの話

わりと夢かと思った

2020年12月9日

推し(俳優)とオンライントーク会があるから華麗に定時で職場を後にして、電車に乗って帰宅していた。


Twitterの通知が来たので見てみると、7ORDERオフィシャルから。
なにかな?と見てみると安井謙太郎くんの新しい仕事の告知。へーと思いながら見てみるとツイートに見覚えのあるビジュアルが貼られていた。
あ、推しが出るやつだ。でもよく見ると、シリーズの2つある朗読劇の方だった。推しが出ると告知されていたのは本編だったので、そっちかーと思いながら、まあでも行きたいよね、いつだろう。行けるかな。とHPを開いた。

この朗読劇は、どちらも二人芝居。随分色んなキャストの組み合わせがあるんだなぁーと思って見ながら私はどうやらスクロールしすぎたらしく、1つ目の朗読劇を飛ばし、2つ目のキャスティングを見ていたらしい。順番に見ていくと、推しの名前が。あ、推しも出るんだなー前共演した役者さんとだ、あ、安井くんの名前もある。でもバラバラかー残念、と思った。


電車がもうすぐ最寄りに着きそうだった。
降りる準備をしながらスマホを見ていると、ここで私は1つ目の朗読劇を飛ばしたことに気づいた。あれ、2つあるんだよね?と思って上にスクロールし直すと1つ目の朗読劇のキャストの組み合わせが書かれていた。飛ばしてたな、と思いこれもまた順番に見ていく。
電車が着くぞ、という瞬間、一番下の組み合わせが目に止まる。


そこに並んで書かれていたのは安井くんと推しの名前だった。
電車の中なのに、私はスマホを放り出しそうになりながら心の中で「え~~~!?!?マジで!?!?」と叫んでいた。


電車が着いてしまったので、ひとまず、降りる。
もう一度スマホを開いて名前を確認する。
やはり2つの名前は並んでいて、紛れもなく同じ日の、同じ時間の、同じ公演の欄に記載されていた。先ほども書いたがこれは二人芝居。出演者は、安井くんと推しだけ。

めちゃくちゃ叫びだしそうな勢いだったが、叫ぶわけにもいかないので、取り敢えずTwitterで叫んでから帰路に着いた。手が震えて、上手く文字が打てなかった。


家に着いたら取り敢えずどうしよう!?!?と友達にLINEしたり電話したりした。みんな何事かと思ったと思う。ごめんよ。
事の成り行きを話すと、みんな口々に「おめでとう」「良かったね」「祭りじゃん」「目足りる?」と言ってくれて現実なんだなって実感した(?)ありがとうみんな。


そしてここであることを思い出す。
冒頭に戻って欲しい。私はこのあと推しとオンライントークだった。このタイミングで!?という感じである。友達は「最高じゃん」と言ってくれたが、私は心が追い付いていない。
まあ周回予定だったし、少し前に第1回目があってそこそこ話していたのでそこまで焦らずに話せる…といいな…と思っていた。
推しの前で他の男の話をするのもなぁ(ちがう)と思ったが、やっぱり嬉しいって伝えたかったからどこかのタイミングで言うことにした。

イベントが始まり、何回目かのタイミングで思い切ってさっき発表された朗読劇の~と切り出した。推しはあれね!と聞いてくれた。
安井くんとの二人芝居ほんっっとうに嬉しいです、と伝えた。そしたら推しは嬉しそうに、本当に?良かった!頑張ります!と言ってくれたので、めちゃくちゃ楽しみにしてます~~!と伝えた。
ついでに、前回共演したときもみんなで楽屋でワイワイ話した~という情報を聞けてニコニコとその回を終えた。
やっぱり伝えて良かったと思った。


私は推しを観に行った時にたまたま出演していた安井くんを見て興味をもって、そこから7ORDERに興味をもって好きになったわけなので、2人は共演経験があったし、もしかしたらまた共演してくれたりしないかな~~とは思っていたんだけど、まさか二人芝居は流石に予想していなかった。そりゃそうだ。前回も正直役柄的には全然絡みなかったし。(何となく次共演があるなら萩ちゃんだと思ってた(?) )
恐らく2人を気に入って起用してくださったであろう脚本演出の方に一生感謝しよう……と思うなどしていた(?)


まだ少し先の予定だし、
その日までに7ORDERのイベントや武道館も推しの出る本公演もあるから楽しみはいっぱいあるから色んなもの楽しみながらその日まで生きよ~~~という気持ちである。

しかし、あの広いステージに好きな2人だけが座ってるの想像するとヤバすぎる。大丈夫、号泣しない?










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